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           メール・マガジン

      「FNサービス 問題解決おたすけマン」

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    ★第101号       ’01−07−27★

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     辛抱強く

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●「当マガジンの本質は、

 

あくまでも<個人的メモの開陳>」とお断りしてある通り、思い付くまま

書き綴って、これで2年、100回。 お付き合い下さっている読者諸氏

には心からの感謝を捧げる次第です。 よくぞご辛抱下さいました。

 

尤も、<問題解決>と掲げたこのメルマガに申し込みをなさった人はもと

もと辛抱強いタイプ、なのではないか。 問題解決への関心と辛抱強さは

いわばニワトリとタマゴの関係。 そもそも、

 

 

<問題解決>は、そうワクワクする仕事ではあり得ませんから。 むしろ

シンドイもの。 心や体が弱くては解決まで持ちこたえられない。 現に

あなたが管理職になられたのも、その強さが認められて、ではあるまいか。

 

多分<ウィークリーまぐまぐ>に目を走らせる際も仕事志向、その手のは

見逃さない、、 で、私のも申し込まれた、、 のでしょう。

 

このメルマガが毎号、<長い、クドイ、目新しくない>の3原則?に忠実

なのは私の特性の反映ですが、同時に読者諸氏のそれでもあるのではあり

ませんか?  問題解決向きの性格、だからお互いに長続き。  どんな

 

問題も、絡まりを解きほぐし「何が何して何とやら」の筋を立て直すには、

それなりの時間がかかります。 快刀乱麻を夢みては自己嫌悪に陥ったり、

イライラしたり。  それらに耐える辛抱強さが常に求められます。

 

分かり切った(と思われている)ことも矯めつ眇めつ(古来?の言い回し

や漢字を多用するところが<化石>ですが、それらも一種の古典、知恵の

エキス。 望外のヒントが授かることもある。 ご容赦)して粘る、その

 

粘り強さです。 知的好奇心はいわばヒラメキ、持続させなきゃ<力>に

ならない。 故F先生も「粘着力なき創造力などあり得ない」と言われた。

問題解決に抜け道なんか無いのだから。  それでも、粘った結果、

 

アタリマエの再確認に終わることもある。 結局それか、、 の軽い失望。

それにも耐えなきゃならない。 最後まで<こらえ性>が求められるわけ。

 

このメルマガの意義(エヘン!)の一つは、問題解決のそうした面を語り、

地道な努力に明け暮れしていらっしゃる読者諸氏にエールを送ることです。

 

そしてもう一つは、私自身の辛抱強さを維持するため。  何しろ

 

*   *

 

<隠居>の生活にはメリハリが無く、ウッカリするとダラケてしまいます。

が、それはボケのもとだし、もちろん私はボケたくない。

 

何かを自分に課してコンスタントに鍛え続けていなかったら、頂くご相談

に、すぐ起動できませんからね。 トレーニングなるもの、 On and Off

Now and Then では効果が生じない。 で、何をしよう? と考えた。

 

かつて渡部昇一教授は、毎朝英作文をこなして精神の健康を保たれたとか。

また(第30号で紹介した)木下是雄著「理科系の作文技術」(中公新書

624)に、論理力を高める方法は作文、とある。  そりゃそうだ、

 

文章は言語、言語は左脳、左脳は論理力。 週1回なら何とかなるだろう、

と高をくくったのは不覚でしたが、隔週や不定期では申し込みが来ないと

聞いて身の程知らずにも、、  しかし、そうして良かった。

 

*   *   *

 

7月10日のNHK<クローズアップ現代>、「どう防ぐ 若年性健忘症」

てのを観ましたが、やはりコンスタントに鍛えていなくちゃいけないんだ。

省脳力的利器の普及で、記憶はあっても取り出せないという障害が若い人

にも増えているそうです。  ところがその障害、

 

臓器としての脳には何の損傷も無い、つまりハードOK。 ソフトのバグ

のようなものだ、と解説されていました。 側頭葉に蓄積されたデータを

取り出して活用するのは前頭葉46野、その機能不全。 

 

問題解決型の人は、そうならずに済みそうです。  何か失敗が生じた時、

焦ったりもう一度試みたりする傾向なら大丈夫。  知らん顔で通過する

ようなタイプが危ない。  <気にする>ことが大切、の由。

 

従って、46野の機能不全に陥らないための3箇条。 まず1日最少3人、

家族以外の人と話すこと。 即ち、情報を共有していない人と、緊張感の

あるやり取りをすること。 そうすると脳のアチコチが活性化される、、

 

第二は1日10分間以上、文章を書くこと。 若年健忘症になった青年が、

新聞のコラムを書き写す作業を続けたら快方に向かった由。 記憶は残像、

キーボードより手書きの方が良い、刻み込む>効果があるから、と。

 

そして三つ目、1日20分間、外を歩くこと。 ただ運動量を稼ぐような

歩き方でなく、周囲に気を配り、感じ、考えながら、が宜しいそうで。 

 

管理職たる人は通勤や業務でこれら全部を実行しているようなものですが、

それが惰性的漫然やオートマチックでは効果が生じないかも。 ましてや、

そうすることに苦痛を感じながら、ではね。  気合いを込めましょう。

 

たまたま自分の説を裏付けるTV番組だったので我田に引水、つい道草を

食ってしまいました。  では、話をメルマガに戻して、、

 

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●発行を<毎週金曜>としたのは、

 

週末なら少し長めでも読んで頂けるだろう、という期待から。 お節介は

承知、あなたのアタマの体操をお手伝いしよう、と。

 

数日先行の配信手配、それに間に合わせて文章作成、、 1週間は束の間

ですが、自己管理さえ良ければ狂いは無いはず、、 のところ、<外乱>

に見舞われて不本意にも狂いが生じかけ、慌てさせられることがあります。

 

たとえば昨年夏の某日午後、雨の予告も無く、いきなり至近距離に大落雷。

CATVのモデムが壊れてしまった。 聞けば周辺一挙数十台の被害の由。

配信手配を目前に、さすがPPAで固めた「おたすけマン」も、モデムの

予備は持っていない。 CATVからのレンタルなので。  危うし、、

 

幸いサービス満点の東急さん、翌朝早速交換してくれました。 まさかの

友こそ真の友!  そんな調子で、おおむね平和な2年間でしたが、先週

久しぶりに、ギョッ!と来ました。

 

 

そのキッカケは読者からのメール。 いわく、(括弧内は私の独り言)

 

 長らく楽しませていただきましたが、(有り難うございます)

 パソコンの調子が非常に悪くなり、ホームページへのアクセス等が

 できなくなってしまいまして、 (メールは発信できるのに?)

 メールの受信もトラブル続出のため (PCの故障じゃないね、、)

 一旦登録を解除させていただきたいのですが、(あなたの自由だけど、

 PCの調子とは無関係でしょ?)HPへアクセスできないため、メール

 にて登録解除をお願いしたいと思い、メールを遅(ワープロミスだぜ)

 らさせていただきました。 (残念に存じます)

 

 また、返信頂きましても受信ができたりできなかったりで、溜まる

 一方ですので返信も不要です。 (ツメタイね。 <溜まる>のは

 受信OKだからでしょ? 話がヘンだな。 削除も利かない?)

 

リカバリーかけてみりゃ良いのに。 受信と削除がスッキリ出来るように

なれば、我がメルマガを解除する必要も無くなるはず。 でも、要するに

 

「読みたくない」てことでしょう。 発行者に解除を求めるのは<違反>

だが、よほど困ってのこと、だろう。 このお一人だけならたいした手間

じゃなし、、 と譲る気になった時、

 

忘れかけていた古い<事件>の記憶がよみがえりました。 で、早速我が

サイトに接続、<メルマガ>ページのウィザードに彼のアドレスを入力し、

<解除>をクリックしたら、、  おんや? 画面がチラリと動くだけ。

 

<まぐまぐ>の解除受付画面にならない! 何度試しても同じ。 読者の

した<解除>がたまたま利いて、すでに登録抹消済みかな? とも考えて

次は<登録>を試したが、これもチラリ!だけ。  それなら、と

 

そのウィザード下<まぐまぐ>ロゴをクリック。 出た! マガジンID

を入力して検索、登録解除画面とし、依頼者アドレスを入力して<解除>。

これは問題なく受け付けられ、読者の依頼には応えられました。

 

彼のマシンにも不調はあるのだろうけれど、真の原因はどうも我がサイト

の<登録解除>ウィザードの機能不全らしい。  次号の配信も大切だが、

この機能はマガジン発行要件の一つ。  復旧を急がねば、、 で、

 

*   *

 

そのページをソース表示で点検したが、乱れ無し、、 と断言出来るのは、

前記「忘れかけていた古い<事件>」の際、<まぐまぐ>支給の<あなた

だけの登録画面>を別に保存しておいたので、照合することが出来たから。

 

その<事件>は、友人に「お前のサイトでメルマガを申し込もうとしたら

ウイザードが利かなかったぞ」と言われたのが始まり。

 

早速アドレスを入力して試すと、、 <利かない>! <まぐまぐ>支給

の画面(これを<A>とします)を貼り付けただけだから、どうしようも

無い。 あの時、機能は確認したのになあ、、  で、

 

<まぐまぐ>に問い合わせたところ、挨拶抜き、画面サンプルだけメール

されて来た。 これを(<B>と名付け)<A>と比べ、一部変更を了解。

 

Aを外しBを貼り付け、サイトのウイザード機能は即刻回復。 やれやれ。

しかし、、、 と気付いてAを取得した<まぐまぐ>のページをチェック

したら、、 当然?!そこにはBが載っていた。  問題は、いつAから

Bに変えられたか?

 

通知には必ず目を通していたのに。 この件、知らせてくれたのかなあ、、

気付き得なかったのは遺憾、、 と自分を責めたものでした。  それが

今回またもや! ですから、今度は迷わず<まぐまぐ>を調べに行くと、、

ほら、やっぱり!  また変わって、<新URL入り>になっている。

 

これ(<C>と名付けます)で貼り替えると、ウィザード機能が回復した

ことはBの時と同様。 だが、今回は「やれやれ」じゃなくて、そこら中

アンダーラインが入ったり、文字位置がずれてしまったり、、 見苦しい。

 

*   *   *

 

さらに困るのは、それを直すとウィザードが機能しなくなってしまうこと。

その状態でソース表示させると、おんや?CがBに戻っている! 直した

のは貼り付けウィザード部分から十分離れた箇所なのに、何故?!

 

HD上のファイルでの現象なので、そのページだけFDに移し、他の影響

を絶って試みたが、、 HTMLの文字列に手を加えると、瞬時、勝手に

Bに戻ってしまう。  WORD の編集機能も用いてみたが、、 結果は同じ。

 

Cのままでいてもらうためには、、?? で、色々な組み合わせ何十通り、

半日かけて試し、何とか<やむなき妥協点>まで漕ぎ着け、サイトを復旧。

 

そのあと、<まぐまぐ>ページの記述1行に気付きました。 いわく

 

 「Web ページ作成ソフトによってはタグを勝手に書き換えるものがあり

 ますので注意してください」。 そうか!  WORD のウェブページ作成

 機能で作った私のサイト、 WORD は<によって>ソフトだったのか?!

 

その先はブラック・ボックス。 B型は諦めが良い、喧嘩して勝てなきゃ

妥協するのみ。 それも<辛抱強さ>です。 当面適応策で凌ぎ、いずれ

何か打開策を見付けよう、、  それより、

 

たとえエチケット違反のようではあったにせよ、読者がヒントを下さった

のでサイトの不備が発見できた、そのことに感謝しなくちゃ、、、 うん、

この心構えなら、前頭葉46野がストライキ起こすことも無かろう。

 

辛抱強くすれば、たいていクリアできる、、 「おたすけマン」はこんな

調子で、その都度の問題を解決<したことに>しております。

 

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「何が何して何とやら、、」の道のりをたどるのは、誰にもシンドイこと

です。 初めての道をあてど無く、、では。 しかし、地図に類したもの

を手に、目印を追って道筋をたどるのは楽、遠さにも耐えやすいはず。

 

Rational Process のワーク・シートは、「次はこっちだよ」、「これを

見落としちゃダメだよ」と教えてくれる<地図>。  それを用いれば、

あなたはあなたのままでも、シンドさは減り、辛抱しやすくなる。

 

即ち、 Rational Process は、あなたの辛抱強さレベルを高めるツール!

                          ■竹島元一■

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